守谷市議会 2022-06-01
令和 4年 6月 1日総務教育常任委員会−06月01日-01号
令和 4年 6月 1日
総務教育常任委員会−06月01日-01号令和 4年 6月 1日
総務教育常任委員会
守谷市議会総務教育常任委員会
──────────────────────────
令和4年6月1日 午前10時03分開会
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出 席 委 員
委 員 長
長谷川 信 市 君
副
委員長 堤 茂 信 君
委 員 山 本 広 行 君
〃 青 木 公 達 君
〃 山 田
美枝子 君
〃 高 橋 典 久 君
──────────────────────────
欠 席 委 員
な し
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傍 聴 議 員
小 菅 勝 彦 君
──────────────────────────
◎平塚
中央図書館長 議案第39号 令和4年度守谷市
一般会計補正予算(第1号)の
中央図書館所管について御説明いたします。
4ページをお願いいたします。
債務負担行為の補正で、2番目の枠、
中央図書館子育て利用者支援サービス業務委託は、小さな
お子様連れの方に
子育てに関する本を紹介したり、御利用の際にお子様をお預かりする
育児コンシェルジュサービスを継続するに当たり、令和4年度から令和6年度までの
債務負担行為を設定するものです。
限度額は991万1,000円で、今年度中に業者選定し契約するもので、
委託期間は令和5年度から令和6年度までの2年間です。
説明は以上です。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○
長谷川 委員長 説明が終わりました。
各委員の質疑をお願いします。
山田委員。
◆
山田美枝子 委員 育児コンシェルジュ、図書館の1階に常にいらっしゃるようですけれど、延べ人数にしてどのくらいの子供の
利用者があるのでしょうか。
○
長谷川 委員長 平塚館長。
◎平塚
中央図書館長 コンシェルジュ業務につきまして
利用者は、令和3年度の1年間で2,490人ほどの御利用をいただいております。そちらは保護者、子供合わせた数となっております。
○
長谷川 委員長 山田委員。
◆
山田美枝子 委員
コロナ禍で大分減ったのかなと思うのですが、どのくらい減っているのかしら。
○
長谷川 委員長 館長、どうぞ。
◎平塚
中央図書館長 利用者のほうは思ったほど減っておりませんで、令和2年度、令和3年度、同じような形で
コロナ禍中では推移している形です。令和元年度と比較いたしましても、それほどの落ち込みはないような形となっております。
○
長谷川 委員長 山田委員。
◆
山田美枝子 委員 だとしたら、2,490人は少ないと思うのですが、何か増やすための努力とかしていますか。
○
長谷川 委員長 平塚館長。
◎平塚
中央図書館長 増やすための取組といたしましては、育児コンシェルジュの工作会というものを年4回ほど開催しておりまして、そちらをきっかけにしまして、新しいお客様にも利用していただくような取組、または御来館時に育児コンシェルジュのサービスがあるということを、館内でそのような表示を目にしていただけるような取組を行っております。
○
長谷川 委員長 そのほかございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
長谷川 委員長 質疑を終結します。
以上で当
委員会に付託された、議案第39号 令和4年度守谷市
一般会計補正予算(第1号)の全ての審査が終了しました。
これから、議案第39号について
自由討議を行います。
意見等のある委員は挙手を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
長谷川 委員長 自由討議を終結します。
これから討論を行います。
討論のある方は挙手を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
長谷川 委員長 討論なしと認めます。
これから、議案第39号 令和4年度守谷市
一般会計補正予算(第1号)を採決いたします。
原案を可決することに賛成の委員は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○
長谷川 委員長 挙手全員です。よって、議案第39号を可決することに決定いたしました。
ここで、
執行部の入替えをお願いいたします。
暫時休憩といたします。
午前10時35分休憩
──────────────────────────
午前10時38分開議
○
長谷川 委員長 休憩前に復し会議を再開いたします。
次に、
受理番号第2号の2 守谷市が勧める
新型コロナワクチン接種事業にかかわる
陳情書について審査に入ります。
当
委員会に付託されたのは、
陳情書の主旨2 新型
コロナワクチン接種後の市内小中学校の児童への体調変化の聞き取り調査実施ということでございます。
本件については、
執行部から陳情内容に関する現状等について情報提供をお願いしてあります。
なお、
教育指導課から資料の提供がありましたので、05−1、05−2、05−3追加資料としてモアノート内に保存してありますので、皆さん御確認をお願いします。
その前に、今回の陳情ですが、1と2ということがありまして、
総務教育常任委員会に付託されているのは2番で、
執行部に来てもらっているのは学校教育課ですので、保健福祉部と重なるような質疑の場合は答えることはできませんので、皆さんも
陳情書を熟読していると思うので、そこは注意して質疑をお願いします。
説明お願いします。
大場課長。
◎大場
教育指導課長 現状を御説明いたします。
現在、新型
コロナウイルスワクチン接種後の児童生徒への体調の変化の聞き取り調査に関しましては、市内小中学校では現在実施しておりません。
理由として、資料01になります。新型
コロナウイルス感染症に係る予防接種の幼児児童生徒に対する実施についての学校等における考え方及び留意点等について、その4ページを御覧ください。
3番、予防接種歴の取扱い、そこに記載されているのが、接種の強制につながるようなことがないよう、幼児児童生徒の行事への参加等に際し、ワクチンの接種等の条件を付すべきではない。
また、把握する必要がある条件として、医療関係等の学校外において実施を行う場合などとありますが、市内小中学校において、予防接種の有無を確認しなければいけない教育活動はしておりません。仮に予防接種の有無を確認しなければならない場合、情報把握する目的をまず明確にすること、本人や保護者の同意を得ること、他の生徒等に知られることのないような把握の方法に努めること、個人情報としての取扱いに十分に留意して把握する必要があることと明記されています。これらは、現在、市内小中学校において気をつけている、同じ資料の4番、差別やいじめ等の防止につながることになります。
新型
コロナウイルスワクチンの接種を受ける、または受けないことによって、差別やいじめが起きることのないよう、またワクチンの接種は強制ではないこと、周囲にワクチンの接種を強制してはいけないと記載されています。
学校では以上のことから、新型
コロナウイルスワクチンの接種をした児童生徒の把握はしておりません。ワクチン接種による体調の聞き取り調査も積極的に行うことはしていない状況です。
学校は、新型
コロナウイルスワクチンの接種に係る正確な情報等を保護者や児童に周知することに努めてきました。また、そのことが同調圧力にならないようにも気をつけています。接種をするかしないかに関しましては、各家庭の御判断になるというふうに気を配って周知してきました。
接種副反応の周知につきましては、やはり01の資料ですけれども、5歳から11歳のお子様と保護者の方へにおいて記載されているように、新型
コロナウイルスワクチンの接種に関わる広報の中で、保護者に対して副反応のことを周知しているところです。また、守谷市保健
センターから配布されました資料02になります。小児接種を希望の方へでも、同様に副反応の説明を記載したものを配布しております。保護者、本人の希望によって接種をすることと記載されております。
学校では、保護者の判断であり、繰り返しになりますが、接種を受けているか受けていないかといったことは把握はしておりません。
次に、市内中学校の出席状況ですけれども、資料03になります。市内中学校欠席状況を御覧ください。
新型
コロナウイルス感染症に感染した、またはその予防及びワクチン接種の日数は、出席停止ということでカウントさせていただいております。これは、ワクチン接種後の副反応による体調不良も出席停止というふうにカウントさせていただいています。
コロナ禍の中、この2年間は、今までの年度と比べると、出席停止の累積日数は非常に多くなっております。これは、風邪症状と同じ場合、
コロナ感染と疑われる場合も、出席停止としてカウントしているからです。今年度の4月、5月も同じ傾向が表れています。
市教委の調べでは、1日当たりの平均、出席停止の人数、累積人数を日割りして学級で割ってみました。そうしますと、1日当たり1人いるかいないかの人数になります。また、ほかの病気で休んでいる、または事故欠、家事都合で休んでいる日数も合わせて換算しても、2人いるかいないかの計算になっております。
以上のように、欠席の状況及び現在の学校の教育活動、差別やいじめ等への防止を考慮すると、学校の中において新型
コロナワクチン接種後の聞き取り調査等は必要ないのかなと考えております。
○
長谷川 委員長 以上で説明が終わりました。
各委員の質疑をお願いします。
質疑に当たっては、説明に対しての質疑をお願いします。
山田委員。
◆
山田美枝子 委員 追加資料、中学校の欠席状況というのを見て、出席停止が多いので内心驚いたのですが、この資料は父兄には公開しているのでしょうか。あと、教職員全員は認識しているのでしょうか。
○
長谷川 委員長 大場課長。
◎大場
教育指導課長 この資料に関しましては、保護者のほうには周知しておりません。これは、この陳情を受けまして、市教委の中で各学校の出席状況を確認することができるので、そちらで数字を挙げさせてもらいました。
○
長谷川 委員長 山田委員。
◆
山田美枝子 委員 市教とおっしゃった……市
教育委員会ということですか。
◎大場
教育指導課長 はい、そうです。申し訳ありません。
◆
山田美枝子 委員 職員の方は、教職員全員というか、小中学校は知っていらっしゃるのかしら。
○
長谷川 委員長 大場課長。
◎大場
教育指導課長 学校は、学校の数値は把握していると認識しております。
○
長谷川 委員長 山田委員。
◆
山田美枝子 委員 今の時代だから、ほとんどの職員が把握する必要あるかなと思いますが、その辺周知したほうがいいと思うのですが、どう思いますか。
○
長谷川 委員長 大場課長。
◎大場
教育指導課長 御指摘のとおり、今の欠席状況、
コロナ禍の中のことも考えて、担任は自分のクラスの欠席状況はもちろん確認はしていますけれども、今どういう状況で休んでいるかというのは確認する必要があると思っております。
◆
山田美枝子 委員 結構です。
○
長谷川 委員長 山本委員。
◆山本広行 委員 今回の市内中学校の欠席状況ですが、小学校も数字的には同じぐらいの感じになりますでしょうかね。
○
長谷川 委員長 大場課長。
◎大場
教育指導課長 小学校の数字のほうは、こちらで集計はしていないので正確なことは述べられないのですが、同じような傾向あるとは思われています。
○
長谷川 委員長 山本委員。
◆山本広行 委員 ちなみに、この
コロナがはやる前の出席停止というのは、そんなにはなかったかと思うのですが、
コロナ前というか通常時と比べると、どれぐらい欠席者は増えてしまっているのか。そんなに具体的でなくてもいいですが、大体どれぐらい増えているかというのは分かりますか。
○
長谷川 委員長 大場課長。
◎大場
教育指導課長 これも資料を作っている際にその数値は出していなかったので正確なことは言えませんが、明らかに
コロナ禍に入ってからの欠席日数は増えています。
◆山本広行 委員 分かりました。
○
長谷川 委員長 そのほかございませんか。
青木委員。
◆
青木公達 委員 ワクチン接種のお話に戻りたいと思うのですが、先ほどの説明は、
教育委員会としては、子供たちがワクチン接種をするかしないかは全く関与していないと。誰がワクチンを接種したかも分からないと。その理由としては、差別やいじめ等の防止につながるからと、そういう理解でよろしいですか。
○
長谷川 委員長 大場課長。
◎大場
教育指導課長 おっしゃるとおりです。ただ、副反応等で休む場合は、保護者のほうから連絡が来る場合もあります。
○
長谷川 委員長 青木委員。
◆
青木公達 委員 副反応が出た場合には、父兄から来るケースもあると。来ないケースもあるということですね。
○
長谷川 委員長 大場課長。
◎大場
教育指導課長 おっしゃるとおりです。
○
長谷川 委員長 青木委員
◆
青木公達 委員 今、ここに書いてある資料01の文書、発行元とか発行先を見ると、みんな国の機関から来ているみたいですけれども、これは、国が、文科省が全国の
教育委員会にそういう指導をしているからそうしているということでよろしいのですか。
○
長谷川 委員長 大場課長。
◎大場
教育指導課長 おっしゃるとおりです。守谷市
教育委員会としても、文科省の指導、また県の指導を受けて行っているところもありますので、そういう形になります。
○
長谷川 委員長 青木委員。
◆
青木公達 委員 そういうことを公表している地方の
教育委員会はないのですか、全く。
◎大場
教育指導課長 公表している……。
◆
青木公達 委員 ワクチンをどれだけ打ったか、その中で何人が副反応が出たかということを公表、それは国の文科省のほうでそういうものはやる必要がないという話があって、守谷市はそれに従っているわけですね。ほかの市町村の
教育委員会で、国からそういう話があるけれども、うちはちゃんと公表しているよという
教育委員会はないのですか。知っているところでいいです。
○
長谷川 委員長 小林部長。
◎小林
教育部長 全部調べているわけではないので、そういった
教育委員会があるかどうかというのは分からないです。
ただ、これは文科省だけでなくて、例えば県の人権推進室であったり、そういったところからワクチン接種に関して差別的なことにはならないようにということで、これは文科省だけではなくて、他の省庁でも人権に関する省庁のほうでそういったPRをしているはずです。ですから、ほかの自治体というか、
教育委員会のほうで独自にそういった調査をし、それを公開するということは、まず考えられないのかなと思っています。
○
長谷川 委員長 青木委員。
◆
青木公達 委員 これからは私の考え方になっちゃうのかも分からないですけれども、予防接種をして、その副反応が出たかどうかというものを調査することが、すぐに差別やいじめにつながるかというと、私はそんなことないと思うんですね。インフルエンザも結局同じことをやっているわけじゃないですか、ある意味では。
だから、一つは、国がそんなことを何で言い始めるのかというのが疑問なのと、別に国が言ったからといっても、守谷市としては子供たちの状態が一番大事ですから、何人ワクチンを打ったのか、そのうち副反応は何人出たのか。別に個人名出さなくてもいいですよ。学校名も出さなくていいから、守谷市全体の中でどういう状況なのかというのを把握するのは、
教育委員会として責任のうちの一つではないかと思うのですが、いかがですか。
〔拍手する者あり〕
○
長谷川 委員長 やめてください。
小林部長。
◎小林
教育部長 青木委員おっしゃられるとおり、
学校生活での児童生徒の健康管理というものは、当然、学校というか、
教育委員会側できちんと把握をし、何らかの問題があれば対策をするというのは、学校安全の手引ということで国からガイドラインが出ていますので、それに準じて、今現在、感染症、例えばエボラであったりコレラの関係の集団発生であったり、ノロウイルス関係そういったものに関しては、きちんと現状を調査をしたり把握をして、それを保健所につなぎ、指導を仰ぐというやり方をやっているのですが、今回のお話の内容というのは、あくまで新型
コロナウイルスの感染ではなく、その後のワクチン接種のことなので、ワクチン接種に関しては、そういった指導はまだ文科省のほうから下りてきていないという状況にあります。
あわせまして、厚労省のほうでは、ワクチン接種後に生じる副反応と思われる事案について、医療機関のほうから報告をもらって情報を集めています。それを専門家で構成される厚生科学審議会というところで審議をし、定期的にワクチン接種の有効性であったり、安全性については評価を行っていると。最近の結果ですと、5歳から11歳の小児接種について審議をされ、内容を見ますと、ワクチンの安全性において重大な懸念は認められないといった評価もされております。また今年3月に、厚生労働省のほうから、うちの保健
センターとか保健所なんかに、5歳から11歳以下の小児接種者を対象に健康状況調査を実施するよという通知が出ております。調査内容については、接種後の副反応、発熱とか頭痛等の症状、疾病の状況、それから新型
コロナウイルスの感染状況、それから血中抗体価の変化、そういった調査をオンラインアンケート形式でやるという形になってございますので、その結果を専門家の厚生科学審議会というところで審議すると。
ですから、ワクチンの有効性であったり、安全性についてはこういった形で既に国が動き出しているので、ここで改めて、市の
教育委員会が保護者に対して、受けた方いますか、児童はその後症状はどうでしたかという調査をやること自体どうなのかなというところは、正直言って思っています。実際、主管である国が今動いているところですので、そういったことでございます。
○
長谷川 委員長 青木委員。
◆
青木公達 委員 一つ誤解をしてほしくないのは、私は、子供たちにワクチン接種をしたほうがいいと思っている人間ですから、積極的にもっとやればいいのになと思っているんですよ。
ただ、それをやるんだったら、それが、結果がどういう状態になっているのか、これだけいろいろ副反応が騒がれている状態ですから、どのような状態になったのかというのはやはり調べる責任はあるのではないですか。今お話ししたのは、あくまで国の話ですよね。国の話を私はしているのではなくて、その地域、地域の話をしているのであって、そこがどうなっているか、どういう状況になっているのか、どういう対処をすべきなのか、あるいはどういうことを市民の方に、特に父兄に伝える必要があるのか。そこは検討しないとまずいんじゃないですか、
教育委員会として。だから、私は聞いているんです、何でやらないんですかと。
○
長谷川 委員長 小林部長。
◎小林
教育部長 繰り返しになってしまうのですが、ワクチン接種というのは、守谷だけでなくて全国の子供たちが同じものを使って接種されている話なので、守谷で検査をやりました、それがいいか悪いか、もし出た場合ですが、それをどこに吸い上げてもらうのか、そういったことも考えなくてはいけないし、実際に国でやっているのに何でおまえら勝手にやっているんだという話にもなるでしょうし、調査をかけるにしても、保護者からすれば、私たち個人が判断してやっていることに対して、なぜ
教育委員会がそこまで口を出すんですかという話にもなると思うので、逆に我々とすれば、説明責任のほうがつけづらいかなというところもございます。
そこで調査をやるということに関しては、
教育委員会は今のところ考えていないという状況です。
○
長谷川 委員長 青木委員。
◆
青木公達 委員 あまり私ばかり話しても仕方ないのでそろそろやめますけれども、一つは、国もいろいろ宣伝しているので、多分守谷市も
教育委員会も同じですけれども、ワクチン接種を積極的にやってくださいということを言っているわけですよね、今。そこまで言って、片や、ワクチンの副反応がいろいろ出ていますと。
実際私も3回目打ちましたけれども、ファイザー、ファイザー、モデルナをやったら、モデルナのとき熱が出ましたよ。でも、1日、2日たったら治ったので、それはそれとしていいですけれども、子供のことを考えた場合に、積極的にやれやれと言っているにもかかわらず、子供たちがどういう状態になったのか、ワクチンを打った後にどういう状態になったのかというのは、やはり把握する必要があるのではないですか、勧めているほうの立場としては。
○
長谷川 委員長 大場課長。
◎大場
教育指導課長 先ほど説明したとおり、学校では積極的に勧めることはしていないです。あくまでも保護者の判断ということで、国はCM等でどんどんやれとは言っていますけれども、学校においてどんどん打ちなさいとか、打たなきゃ駄目ですよというようなことはしていません。
○
長谷川 委員長 青木委員。
◆
青木公達 委員
教育委員会もですか。
◎大場
教育指導課長 ですので、先ほど部長が説明しましたけれども、保護者判断、個人判断で行っているものに関して、なぜ学校が調査をかけるのだというところでは、説明責任はなかなか難しいのかなというところです。
◆
青木公達 委員 学校側としては、子供に対するワクチンを勧めていないということですね。
○
長谷川 委員長 大場課長。
◎大場
教育指導課長 強要はしていません。通知は出しています。
◆
青木公達 委員 積極的には勧めていない、それはどういう立場なのですか。
◎大場
教育指導課長 こういうものがありますというだけです。
○
長谷川 委員長 青木委員。
◆
青木公達 委員
教育委員会の立場はどうなのですか。
教育委員会としても通知を出しているだけで、あとは関知しませんということですか。
○
長谷川 委員長 小林部長。
◎小林
教育部長 委員会から保護者宛てに、ワクチンを打ちましょうとか、そういった文書は出していないんですね、正直言って。保健
センターのほうから、対象となる児童に対して直接こういった御案内をして、この中には副反応が出ますよとか、もし接種後に異常があればかかりつけ医にかかってくださいねというような文言が書いてあるんですね。あくまでこういったことも踏まえた上で、保護者の判断で、お子さんもそうですけれども、そこで接種するかしないかというところを個人で判断してくださいというのが、今のやり方というか、形にはなっています。
○
長谷川 委員長 青木委員。
◆
青木公達 委員 もしかしたら私が誤解していた部分もあるのかも分からないですけれども、私は、
教育委員会、学校側が接種をしたほうがいいですよと勧めているというふうに理解していたものですから。今のお話だと、
教育委員会も学校側も別に勧めたことはありませんと。ただ、接種をしますよというのは、学校、
教育委員会を通してではなくて、保健行政のほうから出ているんだと、そういう理解でよろしいですか。
◎小林
教育部長 おっしゃるとおりです。
◆
青木公達 委員 分かりました。
○
長谷川 委員長 そのほか。
山田委員。
◆
山田美枝子 委員 今度の陳情に関して資料を出していただいたのですが、体調変化の聞き取り調査を実施してほしいというのが陳情の趣旨らしいですけれども、そういう聞き取り調査は今のところ必要ないというお考えということですか。
○
長谷川 委員長 小林部長。
◎小林
教育部長 確かに先ほど大場課長がおっしゃられるとおり、この出席停止の中には、保護者の方から連絡を受けて、今日はワクチンを打って熱が出たからお休み取っていますとか、そういったことに関しましては、既に国のほうからも、頭痛とか寒気、そういった症状が打った方の約10%から50%は出るよと。そのほか下痢や嘔吐も1%から10%の範囲で出るというふうにお伺いしてございますので、そういった形ではあります。
○
長谷川 委員長 山田委員
◆
山田美枝子 委員 だから、聞き取り調査というのは、今のところする予定はないと。
○
長谷川 委員長 小林部長。
◎小林
教育部長 聞き取り調査は、今ところ行う予定はございません。
○
長谷川 委員長 そのほか質問いいですか。
高橋委員。
◆高橋典久 委員 今、いろいろ説明を受けていて、よく分かりました。私も、学校がやるべきこと、また保健所がやるべきことというのはしっかり分けてやらないと、言ってみれば、学校の先生方が医療のプロフェッショナルでもないわけです。
コロナやワクチンについて、いろいろ情報を熟知しているわけでもない。であれば、この陳情に、とある中学校の教諭からこういったことを言われたと。学校の先生がプロでも何でもないのに、こういう話が学校現場で、また保護者の間にあるというのは、これは
教育者としてどうなのかなというほうが、私は心配であります。
その部分は、今、市内の学校の先生たちにどういう指導をしているのか、
教育委員会として。そこら辺お聞かせいただきたいと思います。
○
長谷川 委員長 大場課長。
◎大場
教育指導課長 一番最初に、
山田委員から御質問があった、欠席人数は保護者に通知しているのかというところも含めて、現状、各小中学校のほうに学校の状況等が漏えいしないよう、校長のほうには指導していきたいと考えております。
また、誰か分からないということもありますので、誰が言ったかということは確認しませんけれども、全職員に対して、今後、専門外のところの内容の話はしないようにと学校のほうに話はしていきたいなと考えています。
○
長谷川 委員長 高橋委員。
◆高橋典久 委員 分かりました。やはり学校というのは、子供たちと接する時間も多いですし、もちろん保護者の方の心配事も受けたりする一つの接点であると、僕は思っています。そういった相談事や心配事も多く寄せられると思います。これは
コロナに関することだけではなくて。そういったときに、軽々に受けるんじゃないというのは冷た過ぎるかもしれませんけれども、相談を聞いてしっかり親身になって答えてあげる、そこが学校ではないかなと思っています。ですので、こういったところは、共通して先生方守っていただきたいなと思いますので、ぜひよろしくお願いします。
◎大場
教育指導課長 ありがとうございます。
○
長谷川 委員長 山田委員。
◆
山田美枝子 委員 今、各小中学校に保健室というのがありますね。保健師というのは、常に常勤でいらっしゃるわけですか。
○
長谷川 委員長 大場課長。
◎大場
教育指導課長 保健師ではなく、養護教諭です。
○
長谷川 委員長 各学校1人。
◎大場
教育指導課長 大規模校には2人いることもあります。
○
長谷川 委員長 山田委員。
◆
山田美枝子 委員 その資格としての養護教諭というのは、
コロナ禍になってから傾向みたいなことの報告はあるのでしょうか、
教育委員会に。
○
長谷川 委員長 大場課長。
◎大場
教育指導課長 特に
コロナに特化したことで報告は受けてはおりません。
○
長谷川 委員長 副
委員長。
◆
堤茂信 委員 質疑はないです。大丈夫です。
○
長谷川 委員長 すみません。私からあれですけれども、この陳情、我々はこの文面を見ながら聞き取りをするわけですけれども、先ほど高橋委員言ったように、とある中学校の先生が個人的にそういう数字を出したりというのは、本来であればNGなわけですね。本当に数字を聞きたいのであれば、校長先生経由、
教育委員会経由でいいですよという流れだったらいけると思いますけれども、実際はそういう情報は、個人の教諭は出せないわけですよね。
大場課長。
◎大場
教育指導課長 学校の情報は、出せるもの出せないものあると思います。基本的には、学校長が許可するもの、また、学校長が判断できない場合は
教育委員会判断という形になります。
○
長谷川 委員長 分かりました。
そのほかございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
長谷川 委員長 以上で質疑を終結いたします。
これから、
受理番号第2号の2について
自由討議を行います。
意見等のある委員は挙手を願います。
山田委員。
◆
山田美枝子 委員 私は、この陳情者の意図を酌み取ると、やはり当然の心配だと思うので、今、市内の中学校教諭を問題にしていますけれども、学校の現場の先生というのは一番身近で感じていることがあるので、こういう意見は参考にしても当然いいと思うので、私は、この陳情者に同情すべきというか、シンパシーを持つというところを意見言わせていただきます。
○
長谷川 委員長 堤委員。
◆
堤茂信 委員 今回、この件については御心配の市民の方もいらっしゃって、その気持ちは十分によく分かる、その部分についてはすごく共感をいたします。
ただ、質疑の中でもありましたけれども、ワクチン接種に関しては、国の施策なわけです。だから、例えばワクチンの安全性を市が証明できるかといったら、そんなこと市はできない。それを国がきちんといろいろなところに諮って安全性が確保できたから、皆さんに打ってくださいということを市を通じてやっている施策なので、学校で副反応が起こった起こらないということを市の単位でやる責任があるかどうかといったら、私はそう思わないです。もしやるんだとすれば、国がやるべきことかなと思います。
さっき答弁の中でありましたが、厚労省のホームページでも副反応の件についてはきちんと記載がありますし、もっと調べれば、アメリカの子供たちの副反応が、サンプルが4万人ぐらいのデータですごく細かくどういう副反応が出たのかというのは持っているので、ぜひそこは御参考にしていただいて、子供が打つべきか、打たないべきかということを親御様の視点で御判断をしていただくしかないのかなと思います。
繰り返しになりますけれども、この件については、市が何かをやらなければいけないというふうには私は思わないです。
○
長谷川 委員長 そのほかございませんか。
山本委員。
◆山本広行 委員 私は、皆さん御存じのことですけれども、子供経由で新型
コロナにかかってしまった議員の一人であります。子供が2人とも発熱をして、あっという間に私と妻と、家族4人全員感染したという形であったのですが、私と妻は3回ワクチンの接種を受け終わった後に感染したということで、妻はせき、私は喉の痛みが軽くあった程度で、症状としては本当に軽く済んだというところではあったんですね。軽症で済んだのも、自己管理というよりは、ワクチンの効果の部分が大きかったのかなと解釈している部分が大きいです。
うちの子供たちは、この5歳から11歳に当てはまる年齢でもありまして、子供たち自身は、自分が経験したということも含めてワクチンは受けていきたいと言ってはいるのですが、私からは一切強制はしておらず、ただ、やはり子供なので注射が怖いということで、子供たち自身も副反応が出るんじゃないかという恐怖感がすごくあって、子供たちが自分自身で受けるという決断をするまでは、私は強制するつもりはさらさらないです。
ただ、実際に
コロナにかかって、ワクチンの副反応もそうですけれど、
コロナの後遺症が出ている方もいらっしゃるという中で、残念ながら、この陳情に関してはワクチンを受けた後の体調の聞き取り調査というところで、真ん中にも、接種させた保護者はワクチンによってそのような体調不良が起きるという事実を知らずに我が子に接種しているはずですとありますが、私からすると、ほぼ全ての親御さんは、お子さんたちに関して副反応が出るかもしれないよと。だけれども、自分たちが受けることによって周りに
コロナ感染させないでいくかもしれないよというふうな話を、各家庭で十分に話し合ってから受けさせていただいているのではないかなと私は思っています。
なので、子供たち全員にワクチン受けた後の体調に変化がないか聞き取りをするというのは、私は正直どうなのかなと思っている立場ではあります。
○
長谷川 委員長 青木委員。
◆
青木公達 委員 この陳情は、あくまでも我々が議論しなくていけないのは、ワクチンの副反応を統計的に取るのか取らないのか、そこの点だと思うので、そこだけにしますけれども、先ほどから言っていますように、少なくとも国がこれをやりなさいと。保健行政からということがありましたけれども、やるんだったら、やはり責任を持ってそのフォローアップをすべきだろうというのが私の考え方です。
先ほど部長が、多分配ったものだろうと思うけれども、この資料にありますけれども、それが保健所から出たとしても、もし学校を通じて配っているなら、それなりに学校のほうも責任はあるだろうと。もし保健所から直接行っているなら、おっしゃっているとおり、学校は関係ないのか分かりません。ただ少なくとも、自分たちが教えている子供たちがワクチンを打って体調悪くなったという場合には、やはりそれなりにフォローアップは必要じゃないかなと私は感じています。
その辺のところ、先ほどもありましたけれども、いろいろなところに子供を通じて接する場合がたくさんありますので、それが全て学校の先生方が対処しなくちゃいけないかどうかというのは、これは別問題で考えなくちゃいけないところですけれども、今、問題になっている
コロナワクチンの副反応、一番情報が集まりやすいのは学校だろうと私は思うんですね、休んだ場合。
もしかしたら父兄のほうで、子供は何も言わなくて、学校に行きなさいと言って学校に行かせちゃうケースもあるかも分からないので、その辺ところは多分先生方も注意しながらやっているでしょうけれども、やはり何らかの調査というのか、そういうのは必要なのではないかなと。
ごめんなさい、今は
自由討議なのでそっちは関係ない、こっち側を見て話さなくちゃいけないですけれども、それが必要なのではないかと思っています。
○
長谷川 委員長 そのほかございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
長谷川 委員長 私も一言いいですか。
自由討議になるか分からないですが、子供たちを扱っているのは
教育委員会でありますし、また、全体にすれば保健福祉、保健
センター、その情報の共有が一番大事になってくるのかなと私は思います。
そのほかございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
長谷川 委員長 自由討議を終結します。
これから討論を行います。
討論のある方は挙手を願います。
山田委員、賛成ですか、反対ですか。
◆
山田美枝子 委員 賛成です。私は今回、この陳情には賛成します。
なぜかというと、国が先行しているのが優先すべきではなくて、主権者である市民ですよね。要するに、親の心配というのは、やはり声を大にして取り上げるべきであって、国がどうだからということではなくて、実際に体調の変化が起きている人がいるとしたら、その聞き取り調査は当然すべきだと思うので、私はこの陳情は賛成です。
○
長谷川 委員長 ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
長谷川 委員長 これで討論を終わります。
これから、
受理番号第2号の2 守谷市が勧める
新型コロナワクチン接種事業にかかわる
陳情書を採決いたします。
受理番号第2号の2を採択することに賛成の委員は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○
長谷川 委員長 挙手少数です。よって、
受理番号第2号の2を不採択することに決定いたしました。
以上をもちまして、当
委員会に付託された案件の審査が終了いたしました。
これで、
総務教育常任委員会を閉会いたします。
午前11時20分閉会
守谷市議会
委員会条例第30条第1項の規定により署名する。
総務教育常任
委員長 長谷川 信 市...